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フェブラリーS・G1(2月18日、東京・ダート1600メートル)
サウジカップが日程的に近いこともあり、メンバー的にも混戦模様にさらに拍車がかかった印象の今年の
フェブラリーS。ここは
ウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・
小手川準厩舎、父
キタサンブラック)にとっては
ビッグタイトル獲得の大きなチャンス。
チャンピオンズCで
レモンポップ(昨年の
最優秀ダートホース)、続く
東京大賞典では
ウシュバテソーロ(昨年のドバイ・ワールドC勝ち)を相手に連続2着とハイレベルな戦いで好戦している。
今回は芝スタートの東京・ダート1600メートル。この舞台で好走するイメージが沸かないかもしれないが、実は過去2戦して2勝と適性は高い。機動力が問われる小回りの名古屋・ダート1500メートル(昨年の
かきつばた記念)では
ドライスタウトを負かしており、スピードも兼備している。少なくともマイルの流れでも追走に苦しむことはないはずだ。
馬主の了徳寺健二ホールディングス(株)は海外、地方交流G1は勝っているが、まだ中央のG1タイトルは獲得していない。所有する
リョーケンファーム生産の
ウィルソンテソーロで勝つことができれば、オーナーの喜びもひとしおだろう。(山下 優)
スポーツ報知