今週の土曜東京9R
フリージア賞(芝2000メートル)は16年から始まった3歳1勝クラスの特別戦。歴史は浅いが18年には
ギベオン→
マイネルファンロンと後の重賞ウイナーがワンツー。21年2着
イルーシヴパンサーも後に重賞2勝、昨年の勝ち馬
ホウオウビスケッツは今年の
東京新聞杯で3着に入るなど、好走馬が活躍する出世レースと言える。
今年の注目は
バードウォッチャー(牡=国枝、
父ブラックタイド)。母は牝馬3冠馬
アパパネで、21年
秋華賞勝ち馬
アカイトリノムスメを半姉に持つ良血だ。
前走
京成杯は小回り中山に対応できず7着に敗れたが、新馬戦快勝の府中なら一変可能。Wコースでの1週前追いでは、楽にラスト1F11秒6をマークするなど状態も万全だ。
「調教に乗った
レイチェル(キング)が“いい馬です”って喜んでたよ。広いコースで力を出し切れればいいね」と国枝師。絶好条件で高い素質をいかんなく発揮する。
スポニチ