オルフェーヴル産駒の古豪
ヒュミドール(セ8、美浦・
小手川準厩舎)が、
ダイヤモンドステークス(4歳上・GIII・芝3400m)で重賞初制覇を狙う。
ヒュミドールは父
オルフェーヴル、
母アヴェクトワ、母の
父チチカステナンゴの血統。祖母は06年の
桜花賞を制した
キストゥヘヴン。叔父の
タイムトゥヘヴンは22年のダービー卿CTを制している。ここまで32戦4勝。ムラ駆けタイプではあるが、重賞で2着3回の実績馬。とりわけ昨年の
ダイヤモンドSは13番人気の低評価も何のその、内を突いて脚を伸ばし、
ミクソロジーにクビ差及ばずの惜しい2着だった。
2年連続の好走となるか。
オルフェーヴル産駒は長距離重賞に強く、3000m以上のGIIとGIIIでは[4-5-3-13]の勝率16%、複勝率48%。実は昨年の
ダイヤモンドSは勝った
ミクソロジーも
オルフェーヴル産駒でワンツーフィニッシュだった。今年こそは主役の座へ。衰え知らずの8歳馬の奮闘に期待したい。
【
オルフェーヴル産駒の長距離重賞制覇】
・20年ステイヤーズS・
オセアグレイト(7番人気)
・22年ステイヤーズS・
シルヴァーソニック(3番人気)
・23年
ダイヤモンドS・
ミクソロジー(2番人気)
・23年ステイヤーズS・
アイアンバローズ(8番人気)