3歳時に
ラジオNIKKEI賞、
毎日王冠の重賞2勝を挙げている
エルトンバローズ(栗東・
杉山晴紀厩舎)。次走は
中山記念(2月25日・中山芝1800m)への出走を予定しており、今朝14日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWへ入場するのはいつものパターン。今朝も先週に引き続き、
西村淳也騎手が騎乗。
イクスプロージョンを追走する形だったが、6F標識を通過するところで先頭との差は1秒半くらい。かなり大きな追走となったが、3コーナーへ入っていくところでは、自然と1秒ちょっとのところまで差を詰めてきた。
先週のように、最後の直線に向いたところから一気に加速するという感じではなく、少し加速していくような感じ。最後は軽く仕掛けられる程度で加速して、ゴールでは楽々と先着している。
時計は6F81.4〜5F66.6〜4F52.0〜3F37.2〜2F23.6〜1F11.3秒。先週と同じ6F81秒台だが、最後の直線は今週の方が余裕のある走りに見えた。前半から15秒を切るラップを踏んでいったことで、後半3Fは1Fごとに加速するような形になったが、むしろこの走りが得意に思える。そういった意味で中山芝1800mはベスト条件ではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)