15日、
小倉大賞典の木曜追いが行われ、
アルナシームが
スポニチ賞京都金杯11着からの巻き返しを期して鮫島駿騎乗で坂路をサッと流した。
馬なり単走で4F57秒3〜1F12秒2をマーク。10日にCWコースで6F80秒9と負荷をかけている。これで十分だろう。橋口師は「全体時計は遅くなりましたけど、しまいの伸びは良かった。ジョッキーも“前回と比べてもいい”と言っていましたし、具合はいいと思います」と好感触を告げた。
5勝のうち4勝が1800メートル。この距離を大の得意にしている。1F延長は歓迎だ。「2000メートルだと少し長い感じがしますし、平たんの1800メートルがベスト。前走は前に行った内の馬が残る展開。小倉は開催が進んでも京都よりマシだと思うし、悪い馬場が決して駄目というわけではないです」と前を向いた。
鮫島駿は今冬の小倉で14勝、勝率22%、連対率40%で開催リーディング首位を突っ走る。頼もしき鞍上を背に、重賞初Vを狙う。
スポニチ