今月29日をもって騎手を引退する藤井勘一郎(40)の引退式が17日、京都競馬場で4R終了後に行われた。海外13カ国で経験を積み、6度目の挑戦で
JRA騎手免許を取得した苦労人。日本騎手クラブ会長を務める
武豊と、家族から花束を受け取った藤井は「日本で免許を取得してからの在籍は5年間でしたが、精いっぱい騎乗してきました。子供の頃から憧れてきた
JRA騎手として、大好きな京都競馬場で引退を迎えられることができて光栄です」と感謝を口にした。
22年4月16日に福島でレース中に落馬し第4胸椎脱臼骨折の重傷。復帰はかなわなかったが、「僕の子供たちが将来、競馬の世界に進むことがあれば、温かく受け入れてほしい」と笑みを浮かべた。今後も日本馬の海外遠征や外国人ジョッキーのサポートなど競馬には携わっていく。
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武豊 人一倍、競馬愛がある。英語もペラペラですし、可能性はいっぱいある。また一緒に仕事ができれば、うれしい。一緒に競馬を盛り上げてくれたら。
スポニチ