2月限りで引退する藤井勘一郎騎手(40)=栗東・フリー=の引退セレモニーが17日、京都競馬4R終了後にウイナーズサークルで行われた。
車いす姿で家族や騎手仲間から花束を受け取った藤井は「ジョッキーとしての22年間のキャリアにピリオドを打つ日です」と語り出し、「2022年4月の落馬で、私の胸から下の感覚はなくなりましたが、皆さまの温かいメッセージに支えられました。大好きな京都競馬場で引退を迎えることができて大変光栄です」と笑顔で
スピーチ。今後については「競馬に関わっていく仕事をしていきたい。海外生活が長かったので英語を生かしたいですね」と、日本と海外をつなぐ仕事で競馬界を盛り上げることを思い描いている。
提供:デイリースポーツ