◆アミールトロフィー・G3(2月17日、アルライヤン競馬場・芝2400メートル)
優勝賞金142万5000ドル(約2億1000万円)を目指し日本勢3頭が出走したが、いずれも優勝はならなかった。勝ったのは逃げたウィ
リアム・ビュイック騎手の
レベルスロマンス(せん6歳、UAE・C.アップルビー厩舎、父ドバウィ)。勝ち時計は2分28秒74(良)。
日本馬は後方から追い上げたジョアン・モレイラ騎手騎乗の
ゼッフィーロ(牡5歳、栗東・
池江泰寿厩舎、
父ディープインパクト)が2着に健闘。
川田将雅騎手騎乗の
サトノグランツ(牡4歳、栗東・
友道康夫厩舎、父
サトノダイヤモンド)は好位追走から3着。海外初遠征で、
岩田康誠騎手騎乗の
ノースブリッジ(牡6歳、美浦・
奥村武厩舎、父
モーリス)も4着と上位に名を連ねた。
池江泰寿調教師(
ゼッフィーロ=2着)「スタートも悪くなかったですが、行き脚がつかなかった分、少し促すところはありました。道中もいい感じで進んで、直線で来ると思ったところで、よれてしまったのが痛かったですね。モレイラ騎手は右鞭を入れたら外に行ってしまい、それを直そうと左鞭を入れたら今度は内に行ってしまった、と言ってました。でも、それ以外は馬もしっかり走ってくれたと思います」
友道康夫調教師(
サトノグランツ=3着)「道中もいい感じで、川田騎手も理想通りに乗ってくましれた。勝った馬は
BCターフ馬、さすが強いですね」
岩田康誠騎手(
ノースブリッジ=4着)「仮柵が取れた芝はすごくよかったです。序盤、勝ち馬に外から圧をかけられて、ハナを譲りましたが、あれで突っ張ってたらどうだったかな?とも少し思ってしまいますが、馬も初遠征、初距離でよくがんばってくれました」
スポーツ報知