2月18日の東京3R・3歳新馬戦(ダート1400メートル、16頭立て)は、バウルジャン・ムルザバエフ騎手が騎乗した
ビッグフラワー(牡、美浦・
加藤征弘厩舎、父
ビッグアーサー)が、最後の直線で力強く抜け出し、関東圏では世代最後の新馬戦を制した。勝ちタイムは1分28秒2(良)。
五分のスタート切ると、道中はややうながしながら5、6番手を追走。4コーナーを手応え良く迎え最後の直線に向くと鋭く末脚を伸ばし、大外から迫る
デルマルドラ(
横山和生騎手)に1馬身差をつけた。
ムルザバエフ騎手は「先生から調教の映像を見せてもらっていい馬だと思いましたし、調教通りでした。もう少しゲートは出るかと思ったんですけどね。最初はキック
バックを嫌がっていたけど賢い馬なので受け入れてくれて、最後はしっかりと脚を使ってくれました。距離は1600メートルまでは持つと思います」と振り返った。
加藤征調教師は「ジョッキーの腕に助けられました。調教は正直もう一本欲しかったんですけどね。坂路の一本目からしっかりと動けていました。最後の新馬戦ですから勝てて良かったです」と喜んだ。
スポーツ報知