「
フェブラリーS・G1」(18日、東京)
今年初のG1を制したのは、11番人気の伏兵・
ペプチドナイルだった。2着に5番人気の
ガイアフォース、3着に13番人気の
セキフウが入り、3連単153万500円の大波乱。
ペプチドナイルは初の重賞勝利がG1となり、勝利に導いた藤岡佑は2018年NHKマイルC(
ケイアイノーテック)以来のJRAG1・2勝目。管理する武英調教師は初のG1勝利となった。
好スタートから4、5番手の好位につけた
ペプチドナイルは、抜群の手応えで4コーナーを回ると、残り200メートルで先頭に。猛追する
ガイアフォースなど後続を振り切ってゴールを駆け抜けると、藤岡佑は歓喜の
ガッツポーズ。「ちょっと厳しいペースを追走して早めに先頭に立ったので、何とか粘ってくれという感じで乗ってましたし、馬自身がよく頑張ってくれました」と振り返り、「あまりにも楽に先頭に立ったので何とか押し切れないかなと思って。直線は長かったです」とほおを緩めた。
提供:デイリースポーツ