◇G1・
フェブラリーS(2024年2月18日 東京ダート1600メートル)
JRAの24年G1開幕戦、
フェブラリーSは11番人気の
ペプチドナイル(牡6=武英)が制し、G1初制覇を飾った。
99年
メイセイオペラ以来、25年ぶりの地方馬による勝利を狙った地方勢は大井の
ミックファイア(牡4=渡辺和)の7着が最高。騎乗した矢野は「久々のマイルで一線級のペースに戸惑ってしまいました。それでも直線は内で囲まれたことで、競馬の幅が広がったと思います。良い競馬でした」と話した。
兵庫の
イグナイター(牡6=新子雅)は11着。西村淳が「思っていたようなポジションを取れたが、距離もあって伸び切れなかった。それでもいいチャレンジだったと思う」と言えば、13着だった浦和の
スピーディキック(牝5=藤原智)の御神本は「ついていった分しまいが甘くなった。もう少しじっくり行った方が良かったかも」と話した。
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フェブラリーS 84年に創設されたG3「フェブラリーハンデキャップ」が前身。94年にG2格上げ、レース名が「
フェブラリーS」に変更された。97年に
JRA初のダートG1格上げとなり、初代王者は
シンコウウインディ。99年に岩手の
メイセイオペラが地方馬の初勝利を飾った。
スポニチ