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小倉大賞典・G3」(18日、小倉)
信じた末脚をゴールに突き刺した。中団で脚をためていた3番人気の
エピファニーが直線で満を持して進出。馬場の傾向を読み、外を回すことなく馬場の中央やや内寄りを加速して初の重賞タイトルを手中に収めた。
初コンビで結果を出した杉原は「すごくうれしいです。折り合いも楽につき、スムーズな競馬ができました。展開、競馬場、状態とマッチしていました。いい時に乗せていただきました」と感謝。中間は栗東入りしていた相棒と連日コンタクトをとり、信頼感を深めていただけに、お立ち台ではとびきりの笑顔だ。
宮田師も「開業から調教を手伝ってくれていた(杉原)誠人と組んで重賞を勝ててうれしいですね」と殊勲の鞍上に賛辞を惜しまない。今後については「春の大きいところがひとつありますが、そこは状態を見てからに」と話すにとどめたが、中距離路線を堂々と歩むことになりそう。
ブレイディヴェーグを擁する新鋭厩舎に、また新たな矢が加わった。
提供:デイリースポーツ