武豊騎手が
ソーヴァリアント(牡6、美浦・
大竹正博厩舎)で
中山記念(4歳上・GII・芝1800m)の20年ぶり3勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで
中山記念に11回騎乗。98年の
サイレンススズカ、04年の
サクラプレジデントで2勝を挙げている。同日に
阪急杯が行われる阪神でプレーすることが多く、14年の
トウケイヘイロー(6着)を最後に騎乗機会がなかったが、昨年は9年ぶりに参戦。7番人気の
ドーブネで見せ場たっぷりの3着に健闘した。
今年は
ソーヴァリアントとの初コンビで挑む。自身が騎乗して先週の
京都牝馬Sを制した
ソーダズリングの半兄。きょうだいには他にも
マジックキャッスル、
ソーグリッタリングなどの活躍馬がいる。一昨年のチャレンジCで連覇達成。その後は5戦して勝利がないが、順調に使い込めない時期があったのも確か。3走前の
札幌記念、前々走の富士Sと連続3着の実績から見て、このメンバーなら十分にチャンスがある。
先週の妹に続いて、今週は兄を勝利に導けるか。自身が持つ
JRA重賞連続年勝利記録を「38」に更新して勢いに乗るレジェンドの手綱捌きから目が離せない。