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【阪急杯】素質開花4歳アサカラキング主役!距離短縮で3連勝中

スポニチ
  • 2024年02月20日(火) 05時23分
 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は春の阪神開催、開幕週を彩る電撃戦の「第68回阪急杯」を分析する。1着に高松宮記念への優先出走権が与えられる。波乱はあるのか?G1に向け、好発進を決める馬は?

 【臨戦】同舞台で行われた暮れの阪神C組がやはり有力。14年、15年はともに前走阪神C組がワンツー。14年の勝ち馬コパノリチャード阪神C2番人気10着からの巻き返し。15年優勝馬ダイワマッジョーレ阪神C3着からひと押し利かせた。が、過去5年に関しては20年にフィアーノロマーノが2着しただけで、精彩を欠く。昨年1番人気に支持されたグレナディアガーズは7着に敗れている。

 近年のトレンドは条件戦勝ち上がり組だ。20年ベストアクターは東京の3勝クラスを勝ち、即重賞制覇。昨年のアグリも3勝クラス圧勝の勢いそのままに重賞の壁も軽々突破した。

 【年齢】世代別では4歳馬が【3・2・2・20】勝率11・1%、連対率18・5%でトップ。以下は5歳【2・3・4・32】勝率4・8%、連対率12・1%、6歳【3・2・2・41】勝率6・2%、連対率10・4%、7歳【2・2・1・27】勝率6・2%、連対率12・5%とこの3世代は大差がない。ただし8歳以上は【0・1・1・12】で割り引き。

 侮れないのはキャリア豊富な7歳馬だ。17年にトーキングドラムが優勝。22年はダイアトニックトゥラヴェスーラの7歳馬がワンツーを果たしている。

 【脚質】舞台は開幕週で馬場状態も絶好。直近は明らかに先行馬有利。過去3年は21年レシステンシアが逃げ切り。22年はダイアトニックが3番手から、昨年はアグリが2番手から抜け出した。過去10年では14年コパノリチャード、16年ミッキーアイル、18年ダイアナヘイローを含め、4頭が逃げ切り勝ち。先手必勝の舞台だ。

 【結果】距離短縮で素質が開花した4歳馬アサカラキングが主役。3歳時は青葉賞にも挑戦している同馬だが、距離短縮で3連勝。前々走で阪神内回り1400メートルを経験しているのも強み。中2週で再び関西への輸送になるが、西日本への遠征競馬で3戦3勝と結果を出しているのは強み。

 怖いのは7歳馬スマートクラージュ。昨年は若馬相手に重賞のCBC賞セントウルSで連続3着。衰えを感じさせない。現時点ではオーシャンS(3月2日、中山)との両にらみだが、出走してくれば狙い目。復帰戦の洛陽Sで5着した7歳馬ワールドウインズもゴール前の末脚が目を引いた。首位争いに食い込むか。 

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