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【サウジC】ウシュバテソーロ動きスムーズ ラストはド迫力走! 川田「パワーが必要な馬場」で豪脚さく裂狙う

デイリースポーツ
  • 2024年02月22日(木) 06時00分
 「サウジC・G1」(24日、キングアブドゥルアジーズ)

 1着賞金は日本円にして約15億円-。昨年はパンサラッサが歴史的な勝利を挙げた一戦に、今年も日本から5頭が参戦する。世界最高賞金を巡る戦いには、日本馬のみならず、本場アメリカ勢を含むダート界の猛者たちが中東に集結。豪華メンバーから、どの馬がダートの世界王者に輝くのか。ウシュバテソーロレモンポップの日本“Wエース”を筆頭に、各馬が21日、決戦の地で堂々と最終リハを敢行した。

 徹頭徹尾、自分の競馬を貫き再び世界を獲る。昨年、ダートで行われたドバイワールドCを日本馬として初めて制したウシュバテソーロが、サウジCに向け最終調整。キングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコースで川田を背に単走で追い切りを行った。

 馬場入りは多少ごねたものの、走りだしてからは折り合い、動きともスムーズ。ラストで軽く促されると迫力に満ちたフットワークでさっそうと駆け抜けた。見守った高木師は「いつも通り。しまいの反応もあったようで変わらずに順調」とうなずく。昨年末に東京大賞典を連覇してからの連戦で、「ここまで楽に調整できた。去年のドバイを経験して大人になり、精神的にも強くなった。フィジカル面も順調でイレ込んだりもない」と不安はない。

 またがった川田も好ジャッジを下す。「順調に来られている背中の感じ。反応も良かった」と笑み。久々のワンターン競馬への対応を鍵としつつも、「調教の感じだと昨年よりもパワーが必要な馬場だと感じた。ダート馬が走るダートになっている」とこれまでの軽い馬場からの変化はプラス材料だと捉えた。

 メンバーを見渡すと展開的にも追い風が吹きそうだ。「アメリカの馬がそろっていて、他の日本馬も先行馬したい馬が多い。ただもちろん、こちらは先行馬に取り付くのは考えていない」と鞍上が描くのは代名詞の豪脚さく裂のシーン。順調ならサウジCの後にドバイワールドC(3月30日・UAEメイダン)に転戦の予定だが、連覇の前に、まずは世界最高1着賞金をかっさらう。

提供:デイリースポーツ

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