スマートフォン版へ

【中山記念】芝1800メートル重賞連勝の逸材が抜群の伸び脚を披露 杉山晴調教師「中山の小回りは強み」

スポーツ報知
  • 2024年02月22日(木) 06時00分
◆第98回中山記念・G2追い切り(21日・栗東トレセン)

 第98回中山記念・G2(25日、中山)の追い切りが21日、東西トレセンで行われた。明け4歳のエルトンバローズは抜群の伸び脚を披露し、飛躍を期す今年初戦へ好気配だ。

 昨年よりもたくましくなった馬体が、勢いよくすいすいと駆け上がっていく。エルトンバローズは雨が降るなか、朝一番に栗東・坂路で単走で追われ、54秒9―11秒8でフィニッシュ。3週続けて追い切りに乗った西村淳の手綱は持ったままで、抜群の伸び脚。14日のCWコースでの併せ馬で6ハロン81秒4―11秒3で豪快に先着しており、昨年のリーディングトレーナーならではの絶妙なさじ加減だ。見守った杉山晴調教師は「1週前の動きをみて、当該週は坂路でしまいの確認をしました。雨で馬場が重たかったけど、11秒台でしたね」と力強くうなずいた。

 3歳の秋で挑んだ前走のマイルCSは、古馬を相手に0秒2差の4着だったが、初のG1を考えれば悲観するものではなかった。今後は海外も含め、色々な選択肢があるため「マイルCSを100とすれば、今回は90くらい」と究極の仕上げではないものの、乗り込みを重ねて、力を出せる態勢を整えてきた。

 24年の始動戦の舞台に選んだのは中山・芝1800メートル。ラジオNIKKEI賞毎日王冠で重賞連勝と距離実績は十分。指揮官は「どの競馬場でも力を出せるし、中山も問題ない。ジョッキーの指示通りに乗れるのは、中山の小回りを考えると強みになると思う」ときっぱり。3つ目の重賞タイトルをゲットして、順風満帆の船出を飾る。(山下 優)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す