「サウジC・G1」(24日、キングアブドゥルアジーズ)
サウジC・G1(ダート1800メートル)の枠順抽選会が21日(日本時間22日)、キングアブドゥルアジーズ競馬場の特設ステージで行われた。
日本ダート界の両雄の枠順は、
レモンポップが日本馬勢の中で最内の3番枠、
ウシュバテソーロが11番枠に決定した。緊張の面持ちで抽選会を見守っていた
レモンポップの鞍上・坂井は「外めの枠が良かった」と率直な感想を吐露。強力な先行馬がそろっているだけに「もまれた経験がないのでかぶされる形になってどうか」と表情は渋かった。対照的なのが
ウシュバテソーロ陣営。高木師は「後ろからいく馬なので、枠はあまり関係ないと思っていました」とどっしりと構えた。
13番枠に決まったBCクラシック2着の
デルマソトガケの田中助手は「枠にはこだわらない」と脚質に融通が利くだけに問題なしを強調。昨年3番枠から5着した
クラウンプライドは6番枠となり、松田助手は「狙っていた所。内の速い馬を見ながら競馬を組み立てやすい」と歓迎した。
日本馬の最大の強敵となる
ホワイトアバリオは昨年Vの
パンサラッサと同じ1番枠を引き当てた。前走BCクラシックは2番枠から制しており、R・ダトロー師は「この枠は問題にならない。最高の騎手と馬がそろっている。楽しみだね」と満面の笑みを浮かべた。
提供:デイリースポーツ