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中山記念・G2」(25日、中山)
ソーヴァリアントは21&22年チャレンジCの連覇がそうだったように、勝つ時のパフォーマンスは圧巻の一語。一方、昨年の当レース(9着)や
鳴尾記念(12着)など負ける時は見せ場すらつくれない。「気持ちの問題というのはありますね」と分析するのは管理する大竹師。「いつもいい状態で出走させているし、今回もいいですよ」と態勢面に問題はなし。要するに、きっかけひとつで変貌する可能性がある。
今回、その“きっかけ”となりそうなのが、新たにコンビを組む
武豊だ。先週の京都牝馬Sで半妹
ソーダズリングを勝利に導いたように『縁』を感じる流れ。鞍上は「乗ったことはないけど、勝つ時は強いよね。一緒のレースに乗って強いのを見ているから、そのような馬に乗れるのは楽しみ。2週続けてきょうだいに乗るというのも不思議だね」と初騎乗ではあるが、イメージは上々だ。
指揮官も「先週、妹で重賞を勝っていますからね。流れはいいと思うので、そこに乗りたいです」と期待を膨らませる。デビュー年から38年連続でJRA重賞制覇を成し遂げたレジェンドが、きょうだいでの2週連続重賞Vでファンを沸かせる。
提供:デイリースポーツ