「インターナショナルジョッキーズチャレンジ」(23日、キングアブドゥルアジーズ)
世界各国の男女7人ずつ計14人がポイントを争う国際招待騎手競走「インターナショナルジョッキーズチャレンジ」がサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた。日本からは、
坂井瑠星騎手(26)=栗東・矢作=が出場。全4戦を戦い、全体で6位に入った。
1戦目は12着でスタート。「返し馬からチャンスがあると分かっていた」というモスタクメラーに騎乗した第2戦(ダート1400メートル)は2番手から直線でいったん先頭に立つなど見せ場をつくって2着と盛り返した。第3戦は5着、第4戦は7着。12ポイントを獲得した。フランスの女性騎手M・エオンが25ポイントを獲得して優勝した。
全4戦を戦い終えた坂井は「まずは素晴らしい機会をいただいて関係者の方に感謝しています。サウジCの前日に4つも乗せていただけました。(馬場は)ばっちりつかめましたし、それは乗った僕の特権なので生かしたいですね」と、充実の表情で振り返った。坂井は
レモンポップに騎乗して1着賞金1000万ドル(約15億円)のサウジCに臨む。
提供:デイリースポーツ