「サウジダービー・G3」(24日、キングアブドゥルアジーズ)
日本から3頭が参戦し、
フォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作)が豪快に伸びてゴール寸前でアメリカのブッケムナドをとらえ、デビュー4連勝で海外初挑戦初制覇を飾り、1着賞金90万ドル(約1億3500万円)を手にした。
スタートはひと息だったが、押して好位の外めを確保。直線は鞍上のステッキに応えて大外を豪快に伸び、最後は内外離れた攻防を制した。
坂井は「全力を出してくれた。僕にとって特別な馬です。アメリカの馬が速いのは分かっていました。自分の馬に自信を持っていました。最後はしっかりと伸びてくれましたね」と相棒の奮闘をねぎらっていた。
フォーエバーヤングはサイバーエージェントの藤田晋社長がオーナーで、昨年12月の全日本2歳優駿を制した期待馬。
セットアップ(牡3歳、美浦・鹿戸)は道中で先頭に立つなど見せ場はつくったものの、直線で失速。
サトノフェニックス(牡3歳、栗東・西園正)とともに着外に敗れた。
提供:デイリースポーツ