◆第5回サウジC・G1(現地時間2月24日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)
【リヤド(サウジアラビア)24日=松末 守司】世界最高の優勝賞金1000万ドル(約14億1400万円)の大一番に、昨年の
最優秀ダートホースの
レモンポップ(牡6歳、美浦・
田中博康厩舎、父レモンドロップキッド)、昨年のドバイ・ワールドC覇者
ウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・
高木登厩舎、父
オルフェーヴル)、昨年のブ
リーダーズCクラシックで2着に好走した
デルマソトガケ(牡4歳、栗東・
音無秀孝厩舎、父
マインドユアビスケッツ)、昨年5着から2年連続参戦となった
クラウンプライド(牡5歳、栗東・
新谷功一厩舎、父
リーチザクラウン)の日本馬4頭(
メイショウハリオは出走取消)が出走した。
後方待機から追い上げた
ウシュバテソーロがゴール寸前で勝利を手にしたかに見えたが、J.アルバラード騎手の手綱で外から強襲した米国馬
セニョールバスカドール(牡6歳、T・フィンチャー厩舎、父
マインシャフト)にわずか屈した。昨年の
パンサラッサに続く日本勢の連覇は成し遂げられなかったが、2着でも350万ドル(約4億9490万円)をゲットした。
JRAでは海外レースの賞金が年始にフランスギャロが更新するレートで換算。24年は1ドル=約141.40円となっている。
ほかの日本勢は
デルマソトガケが上位争いに食い込む5着。
クラウンプライドは9着、
レモンポップは12着と本来の力を発揮できなかった。
スポーツ報知