25日の阪神8Rをもって、JRAでのラスト騎乗を終えた川島信二騎手(41)=栗東・フリー。レース終了後には花束の贈呈が行われ、師匠である安藤正敏元調教師も駆け付けた。
川島は「やっぱり悔しい。でも、こういう気持ちが込み上がってくるということが、ジョッキーを全うできたということなのかな」と
ピジョンブラッドで9着に終わったラストランについて振り返る。「小学生の卒業文集に書いた夢が実現して、23年間乗れていたというのが本当に幸せ。安藤先生の弟子になっていなければ今の僕はいない。本当に恵まれていた」と感謝の気持ちを口にした。
27日に名古屋で地方交流競走の騎乗を予定しており、19年
関屋記念での2着などコンビで活躍した
ミエノサクシードの子である
ミエノソニックとともに臨む。引退後は、栗東・庄野厩舎で調教助手となる予定だ。
提供:デイリースポーツ