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中山記念・G2」(25日、中山)
伝統のG2戦を制したのは7番人気の伏兵
マテンロウスカイ。4度目の重賞挑戦で初のタイトル獲得となった。
ドーブネが主導権を握り、前半5F通過は58秒6と稍重の馬場を思えばやや速めのペース。
マテンロウスカイはインの3番手を気持ち良さそうに進むと、勝負どころを迎えても手応えは抜群。4角では鞍上の
ゴーサインに瞬時に反応し、楽々と2馬身突き抜けた。
見事にエスコートした横山典は「(松永)幹夫のところの馬で勝てて良かったよ」とニッコリ。「ある程度展開は読めていたし、いいリズムで上手に走れていた。気性的に荒いところのある馬だったけど、だいぶ丸くなってきたので、これから頑張ってほしいね」と奮闘した相棒にエールを送った。
2着は10番人気の
ドーブネが逃げ粘り、3着は4番人気の
ジオグリフ。1番人気に推された昨年の
皐月賞馬
ソールオリエンスは、後方から末脚を伸ばすも4着が精いっぱいだった。
提供:デイリースポーツ