「
弥生賞ディープ記念・G2」(3月3日、中山)
牡馬クラシックの登竜門にふさわしい多彩な顔触れがそろった。データ班のイチ推しはデビュー2連勝中の
ダノンエアズロック。堀厩舎の先輩でもある昨年覇者
タスティエーラは、ここを勝ってダービー馬の称号を手にした。今年も新たな好素材が大舞台へと羽ばたくのか-。
▼傾向(過去10年)
牡馬クラシック戦線へ向けて見逃せない一戦。ただ、このレースを経由して
皐月賞を制した馬は、10年Vの
ヴィクトワールピサまでさかのぼる。
▼人気
1番人気〈3・4・1・2〉
2番人気〈3・2・2・3〉
3番人気〈2・0・2・6〉
4番人気〈1・2・2・5〉
5番人気〈0・0・1・9〉
比較的平穏決着が多い。
▼所属
美 浦〈5・4・3・41〉
栗 東〈5・6・7・36〉
地方馬〈0・0・0・3〉
東西に大差なし。
▼
ステップ 若駒S〈2・0・0・0〉
朝日FS〈1・3・2・1〉
ホープフルS(※G2時代も含む)
〈1・2・5・8〉
東スポ杯〈1・1・0・0〉
きさらぎ賞〈1・0・1・4〉
京都2歳S〈1・0・0・2〉
共同通信杯〈1・0・0・3〉
OP競走〈2・0・1・7〉
1勝ク〈2・2・0・24〉
新馬・未勝利戦
〈0・1・0・17〉
勝ち馬9頭が芝1800、2000メートルから参戦。
▼前走内容
勝ち馬7頭がV。同9頭が5番人気以内に推されていた。
▼キャリア
勝ち馬9頭が2〜4戦だった。
▼実績
勝ち馬7頭が2勝以上をマーク。同8頭に重賞5着以内か、
若駒S勝ちがあった。
▼決め手
逃 げ〈1・1・0・8〉
先 行〈6・4・7・20〉
差 し〈3・3・2・21〉
追 込〈0・2・1・31〉
勝ち馬8頭が前走の4角を2〜5番手で通過。また、同じく8頭がメンバー3位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目クリアはなしで、減点1も
ダノンエアズロックのみ。無傷3連勝で重賞初制覇といく。
堀師「予定通り、ここを目標に1月20日に帰厩しました。22日の調教後馬体重は499キロ。状態を把握しながら順調に仕上がっています。キング騎手には普通キャンターから乗ってもらい、馬具のマッチングなどを相談しています」
〈1週前診断〉キングを背に美浦Wで6F82秒0-11秒1(G強め)。3頭併せ。外が早々に脱落すると、中の馬との意欲的な追い比べ。最後まで勢い良く伸びて好時計をマークした。体もたくましくなって、出来は文句なし。
提供:デイリースポーツ