24日深夜の関西テレビ「うまんちゅ」で、
JRA騎手の
武豊と中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏のレジェンドSP対談が放送された。
競馬ファンからの「
武豊騎手から見たアンカツさんのベストレースは?」という質問が取り上げられ、
武豊は安藤氏について「騎乗のクセとかタイプは全然違う。あんな乗り方できないなあとことが多かった人なんで」と説明した。
具体的なレースではなく、
武豊が挙げたのは1頭の名馬。「馬でいうと
ダイワメジャー。俺やったら絶対あんなに勝たんかったやろなあって」と話した。
ダイワメジャーは安藤氏とのコンビでG1を4勝(通算5勝)。安藤氏は「自分は凄く好き。自分から行くタイプの馬じゃなかった」とし、
武豊は「ちょっとしか出ない馬をちょっとだけ出すイメージがある。手応え以上に伸びてやっぱり勝つんだって」と安藤氏の騎乗
スタイルに言及した
一方で、
武豊は自身の手綱で無敗3冠などを達成した
ディープインパクトを引き合いに、「ディープとか(安藤氏に)合わないと思う」とした。安藤氏も「(ディープは)強い強いっていうけど乗り難しいのが分かる。敏感なところあるから。乗りたいって言ったこと1回もない」と笑った。
安藤氏が
武豊が騎乗したレースで印象に残っているのは、感動のラストランとなった
オグリキャップの90年
有馬記念。安藤氏は「まさかあそこであんな勝ち方するとは。みんなもそうだけど、ビックリ。豊ちゃん乗ってもそこまで変わらないと思っていたら見事に勝っちゃうから」と振り返っていた。
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