大きな野望を抱いてラストウイークに突入する。安田隆師は通算1000勝へ、あと4勝。最後に決めたい。トレーナーは「先週は1勝できるチャンスがあったんですけどね。今週は有力馬がそろっているし、何とかと思っています」と気持ちがこもる。「動きはいいし、中山は好相性」という
オーシャンSの
ジュビリーヘッドを含め、3場で大挙19頭出しの布陣だ。
日曜の阪神、小倉メインはともに期待が持てる。阪神の
グラティアスは前走・
ニューイヤーS2着。「前走は勝ち馬にうまく乗られました。今回はハンデ戦で1キロ軽くなりますから」と引き続き注目。小倉は
エーデルブルーメ。「前走後はここを使おうと決めていました。調教の動きは問題ない」と手応え。最後の出走は中山12Rの
フェズカズマ。前走は3カ月の休み明けで4着。「前走は距離(1000メートル)も短かった。1200メートルなら、いい結果が出ると期待しています」と目の離せないラインアップ。ラストデーは「“小倉の安田”と(騎手時代に)言われていましたからね」と小倉でレースを見届ける。
スポニチ