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【チューリップ賞予想】桜舞台につながる最重要ステップ 阪神JF組不在でも素質馬多数

  • 2024年03月02日(土) 06時35分
 上位3着までに桜花賞への優先出走権が付与されるレースで、暮れの阪神JF、そして本番桜花賞と同じコースで行われる最重要ステップレース。実際、過去10年間で阪神JFから挑んできた馬が[8-1-5-11]と高い確率で馬券の対象となっているが、今年は該当馬がいない。その一方で、近年ではステップレースを使わないで本番へと向かう馬も多くなっているものの、それでもこのレースから桜花賞へと挑んだ馬は[3-8-6-30]。やはり本番を占ううえでは見逃せないレースだ。

 ◎タガノエルピーダ朝日杯FS3着。小柄な牝馬だが半兄3頭がオープン馬という血統。阪神JFを除外され、やむなく回った牡馬相手のGIで、先行馬総崩れの中で健闘した。デビュー戦も、最後の2ハロンが11.0〜11.0というレースラップを楽に抜け出して高い能力を証明している。とはいえ、いまだ収得賞金は400万円の1勝馬。ここは是非とも賞金を積み上げて桜花賞へと向かいたいはず。実績を素直に信じたい。

 〇スティールブルーアルテミスS3着馬。この時、半馬身差先着を許したサフィラが次走の阪神JFで4着となっている。前走のフェアリーSは1番人気を裏切る4着だったが、トリッキーなコースに戸惑ったのかスタートしてから思うように加速せず、前半の位置取りが悪くなったのが痛かった。最後は外から力強く伸びてきたものの12.2〜11.5〜11.4という上がりの速い展開も味方してくれなかった、広いコースで見直したい。

 ▲ミラビリスマジック菜の花賞など2戦2勝。マジックキャッスルソーヴァリアントソーダズリングなど4頭のオープン馬を兄姉に持つ良血馬。瞬発力勝負を制した新馬戦も強かったが、前半やや口を割るような仕草を見せながら、馬群を割るように伸びた前走も派手さはないが強かった。阪神コースは初めてだが、最後までしっかりと走りきるタイプなのでコースに不安はないだろう。勝てばクラシック戦線をにぎわせる1頭になりそうだ。

 △ガルサブランカベゴニア賞2着馬。最後の直線でやや馬が戸惑うようなところがあったが、前半の半マイル50.6秒というスローペースの中、キャリア1戦、少頭数の外枠で、上手く脚が溜まらなかった印象だ。最後はしぶとく伸びたものの勝ち馬に振り切られてしまった。イクイノックスの半妹とはいえ、まだ未知数な部分が多いが底を見せていない魅力もある。

 エルフィンS2着の△スウィープフィートは出遅れた阪神JF以外は堅実。紅梅Sを勝った△ワイドラトゥールも気になるが、1戦毎に競馬を覚えている感がある△ラーンザロープスにも注意したい。

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