「
チューリップ賞・G2」(2日、阪神)
武豊が手綱を取った5番人気の
スウィープフィートが差し切り勝ち。道中は後方3番手に構えたが、ハイペースを味方に直線でグングン加速。大外から一気にラ
イバルをかわし去り、重賞初制覇を飾った。2着には早め先頭から内で粘った9番人気
セキトバイースト、3着に15番人気の
ハワイアンティアレが続き、ここまでが
桜花賞(4月7日・阪神)の優先出走権を手にした。勝ちタイムは1分33秒1(稍重)。
管理する庄野師は54歳の
バースデーV。かつて手掛けた
スワーヴリチャードの産駒で初めての重賞制覇となった。
エスコートした
武豊は「初めて乗せてもらいましたが、いい馬だなと思いました。最後、直線でどれだけ脚を使えるかなと思いましたが、思った以上の切れ味でした。同じ条件の
トライアルでこの強さ。当然、期待できますね」とニッコリ。「きょうはいい仕事ができましたし、楽しみな馬と出会えたと思います」と、桜舞う仁川へと思いをはせた。
提供:デイリースポーツ