5日をもって引退となる小桧山師は3日の中山8R(芝1600メートル)の
タケルジャック(牡6)が最後の出走となった。
騎乗したのは
武豊。レースは11着で終わったものの、
スーパージョッキーから粋な演出があった。小桧山師によると「(最後のレース後に)
武豊騎手が馬を降りた後、負けた馬で初めて口取りしようと言ってくれて」と提案があり、「一緒に写真を撮りました。ありがたいことですね」と続けた。
同師は「(レースの結果は)自分らしいなと思いました。今日で引退する調教師仲間が1着の成績をあげているのに、
武豊騎手に恥をかかせてしまったなと思いながら、それでも乗ってくれて本当にありがたかったです。このようなセレモニーをしてくださった皆さんに感謝しています」とコメントした。
小桧山師の
JRA通算成績は7328戦218勝。うち重賞は03年アイビスサマーダッシュ(
イルバチオ)をはじめ5勝。
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