◆第58回報知杯
フィリーズレビュー・G2(3月10日、阪神・芝1400メートル=3着まで
桜花賞への優先出走権)
バウンシーステップ(牝3歳、栗東・
高橋亮厩舎、父
モーリス)は、前走の勝ちっぷりが圧巻だった。12月9日に中京競馬場で行われた芝1400メートルの
つわぶき賞。中団をしびれるような手応えで進み、直線を向くと外へ。そこから、けた違いの瞬発力で先頭へ躍り出た。2着につけた着差は2馬身半。1勝馬同士では力が違ったようだ。
父
モーリスに、母は2011年
フローラSを勝った
バウンシーチューン。これまでにあげた2つの勝ち鞍は芝の7ハロンだが、今後は血統面からも幅広い距離適性が期待できそう。阪神JF3着の
コラソンビートが実績でリードしているが、ほかは横一線。決め手勝負なら浮上する。(吉田 哲也)
スポーツ報知