桜花賞トライアルだが、短距離志向が強い馬にとっては、
桜花賞よりもここが最大目標になるケースもある。そうしたス
プリンターに加え、優先出走権獲得を目指す馬も参戦し、例年多頭数の混戦になる。
1.距離短縮組が優勢
過去10回で、距離延長組は[0-0-2-34]と不振。対して、距離短縮組は[7-8-5-54]で複勝率が27.0%ある。前傾ラップのタフな流れになることもあり、距離延長組はゴール前の坂、残り1ハロンで踏ん張りが効かないケースが多い。
2.前走・阪神JF組は勝ち切れないが馬券圏内にはきやすい
前走を見てみると前走・
エルフィンS組が[2-0-0-2]で勝率50%。前走・阪神JF組は[1-6-3-19]で勝率は3.4%しかないが、複勝率は34.5%と好走している。前走・阪神JF組の着順を見ると、5着以内の馬は[0-4-1-0]で複勝率100%。連複系馬券の軸としては最適だ。
3.末脚はあるか
過去10回で、前走で1位の上がりを使っていた馬は[6-2-1-16]で複勝率36.0%と好成績。ペースが厳しくなりやすいことから、上位の上がりを使える馬が台頭してきやすい。
コラソンビートは
京王杯2歳Sを制し、阪神JFでも3着と好走。内枠が有利な馬場だったことを考えると内容的にも強い。距離短縮はプラス材料と言えそうで、ここは能力的にも勝ち切れそうだ。