重賞勝ちこそないものの、
神戸新聞杯と
日経新春杯は2着、
菊花賞は5着という実績がある
サヴォーナ(栗東・
中竹和也厩舎)。次走は3月17日(日)に阪神芝3000mで行われる
阪神大賞典を予定しており、今朝6日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
池添謙一騎手を背に、CWへ入場。
ティムールを追走する形だったが、6F標識あたりでの差は3馬身ほど。少しずつその差を詰めていき、3コーナーへ入って、4コーナーを抜けてくるが、相手の外、ラチ沿いを走るような形で相当な負荷がかかった状態。
それでも最後の直線に向いてからの手応えは楽で、軽く追い出されるとしっかりと伸びて先着。栗東へ帰厩してからの本格的な追い切りはこれが初めてだったが、さすがという動きを見せてくれた。
時計は6F80.5〜5F66.5〜4F52.1〜3F37.2〜2F23.2〜1F11.6秒。CWでの速い時計の追い切りは
菊花賞の1週前以来となったが、当時の6F82.9秒よりも2秒以上速くなっているが、今回の方が手応えに余裕があったように思う。重賞初制覇に向けて、着々と準備が整っている感じがする。
(取材・文:井内利彰)