◆第60回
金鯱賞・G2(3月10日、中京競馬場・芝2000メートル)追い切り=3月6日、栗東トレセン
中日新聞杯を制した
ヤマニンサルバム(牡5歳、栗東・
中村直也厩舎、父
イスラボニータ)は坂路で
ヤマニンアラクリア(3歳1勝クラス)と併せ馬。54秒2―12秒3と時計は目立たないが、重い馬場を苦にすることなくパワフルなフットワークで駆け上がった。「先週、先々週としっかりやれているので問題ない。体調の変動が少なく、やりたいように調整できている」と中村直調教師も満足げにうなずいた。
6戦5勝の中京巧者。
菊花賞馬の
ドゥレッツァを筆頭にメンバーは強化されるが、この得意舞台なら引けは取らない。「中京は結果が出ているコース。このメンバーでどこまで力が通用するか」とトレーナー。ここで結果が出れば、春のG1シーズンに楽しみが広がる。
スポーツ報知