4年目の
永島まなみ騎手が
フィリーズレビュー(3歳牝・GII・芝1400m)の
ポエットリー(牝3、栗東・
平田修厩舎)で
JRA重賞初制覇を狙う。
永島騎手は21年デビューの21歳。デビューイヤーは7勝に留まったが、2年目は21勝、3年目の昨年は50勝と、年々勝利数を伸ばしている。しかしながら
JRA重賞は7回騎乗して、昨年の
新潟2歳Sの
ルクスノアの4着が最高着順。今年の2戦では
シルクロードSの
トゥラヴェスーラの6着が最高着順となっている。
フィリーズレビューのパートナーは
ポエットリーだ。デビューからコンビを組み、2戦目の未勝利(新潟芝1600m)で初勝利。昇級戦のこうやまき賞は0秒6差の4着に敗れたが、
坂井瑠星騎手に乗り替わった前走の
こぶし賞でクビ差の2着に健闘した。今回は再び指名を受けての重賞挑戦。楽な競馬にはならないだろうが、1400mへの距離短縮は問題なく、見せ場以上があっても不思議はない。
先週の
チューリップ賞では、元・お手馬の
スウィープフィートが
武豊騎手に乗り替わって勝利と悔しい思いをした永島騎手。もちろん、このまま黙っているわけにはいかない。今週こそは主役の座を勝ち取ってみせる。