◆第60回
金鯱賞・G2(3月10日、中京競馬場・芝2000メートル)追い切り=3月6日、美浦トレセン
昨年の
菊花賞馬
ドゥレッツァ(牡4歳、美浦・
尾関知人厩舎、父
ドゥラメンテ)の最終追い切りは美浦・Wコースを単走。序盤からスピード感十分に脚を伸ばすと、最後の直線では鞍上の手綱は動かずスムーズに加速してフィニッシュし、6ハロン83秒2―11秒4をマークした。尾関調教師は前日に「先週の後半からようやくいい感じになってきた」と話していたが、「きょうは併せずに自分のリズムで走れる方がいいかと思って単走でしたが、しっかりいい動きはできているし、十分負荷をかけて力は出せると思う」と合格点を与えた。
一戦ごとにきっちりと間隔を空け、未勝利戦から5連勝で一気にG1馬へと駆け上がった。「3歳の時だと負荷をかけたら脚元にも疲れが出たけど固まってしっかりしてきた」とトレーナー。成長を見せて始動戦をきっちりと飾る。
スポーツ報知