大和田成調教師が
フィリーズレビュー(3歳牝・GII・芝1400m)の
オメガウインク(牝3)で
JRA重賞初制覇を狙う。
大和田成調教師は11年開業の47歳。古くは
ミナレットや
クライスマイル、最近では
グラニットや
オメガギネスを手掛け、
JRAで175勝を挙げている。しかしながら、重賞には延べ54頭を送り込みながら、4回ある2着が最高。今年の
東海Sでは
オメガギネスが単勝オッズ2.0倍の1番人気に推されたが、惜しくも2着だった。
フィリーズレビューには
オメガウインクで挑む。ここまで5戦2勝。前走の
春菜賞は初の1400mだったが、番手から危なげなく押し切って、待望の2勝目を手にした。展開に恵まれた面があったとはいえ、この距離はベストの印象。重賞でも大差はないはずだ。
開業14年目、延べ55頭目での
JRA重賞初制覇となれば、悲願という言葉がぴったり。レース後にトレーナーの笑顔が見られることを期待したい。