「フィリーズR・G2」(10日、阪神)
阪神JF16着からの巻き返しを狙う
カルチャーデイは6日、酒井を背に栗東CWへ。
モルツシャン(3歳未勝利)を前に見ながらスタートを切ると、道中は課題の折り合いに専念。直線手前で楽な手応えのまま僚馬を射程に入れると、抜群の加速力で一気に抜き去った。
タイムは4F50秒9-36秒8-11秒2。見守った四位師は「先週しっかりやっているし、内容はジョッキーに任せた。動きは良かったんじゃないですか」とうなずく。酒井は「馬のメンタルを落ち着かせる意味もあって半マイル追いに。思った以上に反応が良かったし、切れのある動きでした」と感触の良さに笑みがこぼれる。
新馬戦から2連勝でファンタジーSを勝利。前走の
阪神JFは序盤で他馬と接触して折り合いを欠いたことで、ラストで脚が止まった。「具合が良過ぎた分、馬が気負った感じがありました。自分の距離に戻れば、重賞を獲れると思う」と鞍上は強気の姿勢。トレーナーも「能力はあるからね。いい始動戦にしたい」と、まずは適距離で反撃といく。
提供:デイリースポーツ