やはり、この2人は持っている。6日に開業した福永厩舎、注目の出走馬第1号。
武豊とのコンビで土曜11Rに出馬投票した
レオノーレが4分の1の抽選をくぐり抜け、たった一つの出走枠を手にした。
「入ってる…。えーっ!すごい!」。除外馬が張り出された栗東トレセン事務所の掲示板に
レオノーレがないことを確認した
福永祐一師は驚きの声を上げた。「さすがにそんなにうまくいくとは思っていなかったから。さすが豊さん。豊さんも抽選に強いし、俺も強い。馬の調子が良かったから使えるのがうれしい。豊さんに迷惑を掛けずにすんだのも良かった」。そう言って喜ぶと、すぐに「自分がつくる馬は豊さんに合いそう。うまく脚を残してくれるのでは。レースまで日にちもあるので、いい状態で持って行けるように管理したいと思います」と指揮官の表情に変わった。
開業日と同様、この日も3頭に騎乗した新米トレーナーは「昨日ほどのバタバタ感はないよ。いくらか落ち着いた」とホッとする。ユタカとユーイチ。夢のタッグが開業早々に実現する。
提供:デイリースポーツ