「フィリーズR・G2」(10日、阪神)
阪神JF8着からの巻き返しを狙う
ドナベティは7日、栗東坂路で単走。蹄(ひづめ)の状態を考慮し、1日延期しての木曜追いとなったが、フットワークは実に力強い。一杯に追われたラストはスムーズに加速し、4F52秒5-37秒6-12秒1をマークした。
福岡助手は「54秒台ぐらいで上がってきたつもりでしたけど、52秒台と速い時計が出ました。一瞬の反応も良かった」と手綱越しに感じた手応えに納得の口ぶり。今回が3カ月ぶりと間隔はあいたが、「仕上がりが早い馬。先週からすごく良くなってきています」と上り調子のコンディションに目を細める。
芝の千二で2勝を挙げ、2走前のファンタジーSは2着。「正直言って、マイルよりもここが適鞍だと思っている。現状は千四がベストだね」と矢作師は断言。適距離に戻って反撃といく。
提供:デイリースポーツ