名牝
クロノジェネシスの半妹となる
クロノネクサス(牝3、栗東・
斉藤崇史厩舎)が、土曜中京3Rの3歳未勝利(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。
クロノネクサスは父
レイデオロ、
母クロノロジスト、母の
父クロフネの血統。半姉の
ノームコアは19年の
ヴィクトリアマイル、20年の
香港Cの覇者。同じく半姉で、
斉藤崇史厩舎の所属だった
クロノジェネシスは19年の
秋華賞、20年の
宝塚記念と
有馬記念、21年の
宝塚記念を制した名牝だ。曾祖母は名繁殖牝馬の
ラスティックベルで、近親には
フサイチリシャールや
フサイチエアデール、現役では先月の
きさらぎ賞を制した
ビザンチンドリームなど、活躍馬がひしめいている。
ここまで約1カ月をかけて、入念に乗り込まれてきた。6日のCWでの最終追いは6F83秒4、1F12秒4と平凡な時計だったが、実戦でどこまで変わり身を見せられるか。鞍上は
クロノジェネシスの主戦を務めた
北村友一騎手。大ケガのため、
凱旋門賞を含めたラスト3戦では手綱をとれなかったので、妹でもう一度大舞台へ…と願うファンは多い。そういった意味でも結果を出してほしい初陣となる。