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藤田菜七子騎手は中山で土日8鞍 今年初勝利へスマイルアップで「勝ちに行く競馬がしたい」

スポーツ報知
  • 2024年03月08日(金) 11時30分
 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、中山で8鞍(土曜5鞍、日曜3鞍)に騎乗する。

 今年初勝利へ楽しみなラインアップだ。土曜8Rのスマイルアップは、初コンビだった前走で3着。積極的に2番手から運び、最後までしぶとく粘って見せ場を作った。「先行して最後も差し返してくれて、後ろから差されてしまいましたが、すごく根性も見せてくれました。今回は牝馬限定戦になるので、勝ちにいく競馬がしたいと思います」と気合が入る。

 土曜5Rはシルバーブロンドと初陣から2戦連続のコンビ。前走は中団でじっくりとため、外からきっちりと脚を使うデビュー戦としては上々の内容だった。今回はダートから芝1800メートルへと条件が替わる。「ダートでも頑張ってくれていましたが、芝っぽい走りなので権利を取ってこの条件を使うことになりました。距離も問題ないと思いますし、前走以上にいい競馬ができるんじゃないかと思います。前走はゲートも出てくれて立ち回りも上手だったので、中山芝1800メートルも問題ないと思います。前回とは全然違う条件ですけど、楽しみな部分は大きいです」と期待を寄せた。

 土曜12Rのディアナグランは過去に5度騎乗経験があるが、すべて新潟1000メートルで、6ハロン戦では初タッグ。「前に行けるスピードはあると思うので、スピードを生かす競馬をしたい」と前、前をイメージする。

 日曜8Rのスペシャリストは追い切りに騎乗し、感触を確認した。「今週の追い切りに乗せて頂いてすごく楽に動けていましたし、状態はいいと思います。この馬のリズムを大事にして競馬をしたいです」とプランを練る。

 土曜10Rのオルダージュは22年5月以来、久々の騎乗となる。「乗るのはすごく久しぶりですが、ゲートを出るのが上手な馬だと思うので、うまく先行できればいいですね。馬場が悪いのも走れる馬だと思うので、先週のような馬場でもこなしてくれそうなイメージです」と好走シーンを思い描いた。

【土曜中山】

2Rガラスノイチゴ(牝3歳、美浦・小手川準厩舎、父ダノンレジェンド)

5Rシルバーブロンド(牝3歳、美浦・根本康広厩舎、父シルバーステート)

8Rスマイルアップ(牝5歳、美浦・萱野浩二厩舎、父イスラボニータ)

10Rオルダージュ(セン8歳、美浦・青木孝文厩舎父タイキシャトル)

12Rディアナグラン(牝6歳、美浦・大竹正博厩舎父ダイワメジャー)

【日曜中山】

5Rヒナノマーチス(牡3歳、美浦・本間忍厩舎、父シュヴァルグラン)

8Rスペシャリスト(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎父ヘニーヒューズ)

12Rバウンティハンター(牡7歳、美浦・村田一誠厩舎父ゴールドアリュール)

スポーツ報知

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