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阪神競馬場で北沢伸也元騎手の引退式 障害通算160勝の名手「障害レースは僕の人生」

デイリースポーツ
  • 2024年03月09日(土) 12時37分
 晩年は障害レースをメインに活躍し、3月5日付でステッキを置いた北沢伸也元騎手(52=現調教助手)の引退式が9日、阪神競馬場で行われた。

 寒空の下、ウイナーズサークルにはたくさんのファンが詰めかけ、引退した熊沢重文元騎手、植野貴也元騎手(現調教助手)を含む大勢のジョッキーが集まった。

 昨年9月に調教中に落馬。「きょうまで半年、競馬に乗れず、中途半端な形になると分かっていましたが、こんなに素晴らしい式を用意してくださったJRA関係者の方々に感謝します」と切り出し、「アッという間の34年でした。髪の毛もなくなってしまいましたしね」と笑いを誘った。

 「僕の中ではやることをやったし、悔いはない。やり切ったという気持ちです。障害に乗り出してからの26年はアッという間に過ぎました。平地では鳴かず飛ばずの騎手だった僕が、こうして引退式をしてもらえるようになったのは、障害のおかげ。障害レースは僕の人生です。障害は競馬の文化の一つだと思っていますし、残っているメンバーはベテランばかり。ケガなく1日でも長くジョッキーを続けられるように頑張ってほしいです」と、障害騎手にエールを送った。

 6日からは新規開業の栗東・藤野厩舎で調教助手を務めており、「今まで培った経験を生かして、1頭でも多くウイナーズサークルに連れてきて、ファンの皆さんとまたお会いできるような馬を育てたいです」と、第二のホースマン人生に意気込んだ。

提供:デイリースポーツ

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