武士沢友治騎手(美浦・
小手川準厩舎所属)は、10日の中山12R(5番
キーチズカンパニー・10着)が最後の騎乗となった。
武士沢友治騎手は1978年生まれ。06年の
アルゼンチン共和国杯を制した
トウショウナイトや、逃げ脚で鳴らした
マルターズアポジーなどとのコンビで重賞5勝を挙げた。今後は
JRA競馬学校にて教官となる予定。
【武士沢友治騎手のコメント】
「あっという間でした。デビューした中山競馬場で引退を迎えられることがとても感慨深いです。(今後は競馬学校の教官として)馬乗りとしての技術はもちろん、馬との接し方など馬乗りとしての心の持ち方などは騎手も厩務員も共通するものなので、そういったことを意識的に教えていきたいと思います。
今まで騎手としてやってこれたのは馬主さん、調教師さん、厩舎関係者、家族にも迷惑をかけながらも支えてもらってきたこと、そして、やっぱりそれ以上にファンの方たちの応援があったので頑張ってこれました。競馬学校での同期からも刺激を受けてきましたが、本当に素晴らしい世界でこれ以上ないジョッキー人生でした。ありがとうございました」
(
JRAのホームページより)