1月6日の
万葉S3着後、
阪神大賞典(17日、阪神芝3000メートル)を予定していた
メロディーレーン(牝8=森田、父
オルフェーヴル)は右前脚の深管骨瘤(しんかんこつりゅう)で特別登録を見送った。10日、レックスが発表した。
6日の追い切り後、午後に右前脚に痛みが出たため獣医師の診察を受けたところ、深管に骨瘤が出ていることが判明。その後、プール調教にとどめ、様子を見ていた。症状が早めに落ち着けば
天皇賞・春(4月28日、京都芝3200メートル)に向けて調整を進めていく。
▽深管骨瘤 管近位後面の深部に骨瘤を形成する疾患。周囲を副管骨、浅屈腱、深屈腱、深屈腱の支持靭帯および繋靭帯(けいじんたい)といった箇所に囲まれた深い場所に位置し、症状が表れづらく、ハ行以外の症状が認められないケースも珍しくない。ハ行の程度は速歩(はやあし)でしか認められない軽度なものから常歩(なみあし)ではっきり分かる重度のものまで、さまざま。
スポニチ