河内洋調教師が
ウォーターリヒト(牡3)で
スプリングステークス(3歳牡牝・GII・芝1800m)の騎手&調教師ダブル制覇を狙う。
河内師は騎手として
JRA通算2111勝。GIは22勝、重賞は134勝を挙げており、
スプリングSは01年に
アグネスゴールドで制している。一方、調教師としては
JRA通算375勝。重賞は6勝しているが、
スプリングSは今回が初出走となる。
ウォーターリヒトは穴党の味方だ。前々走の
シンザン記念では単勝207.6倍の17番人気ながら、大外から鋭く伸びて3着に大健闘。3連単21万円超えの波乱を演出した。続く前走の
きさらぎ賞も単勝28.4倍の10番人気だったが、最内から脚を伸ばしてハナ差の2着。惜しくもタイトル奪取とはならなかったが、2戦連続で高配当の主役となった。ちなみに
JRA重賞で2戦続けて2桁人気で3着以内となるのは、平成以降で25頭目の珍偉業だった。
河内師は来年2月で定年となるため、今年がラストクラシックとなる。そういった意味でも、
ウォーターリヒトにかかる期待は大きい。是非とも
スプリングSの騎手&調教師ダブル制覇を果たし、大舞台へと駒を進めてほしい。