22年
クイーン賞、23年
ブリーダーズゴールドCと重賞2勝を挙げ、ダートの中長距離路線で活躍した
テリオスベル(牝7、美浦・
田島俊明厩舎)が14日、
JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高郡新ひだか町の野坂牧場で繁殖馬となる予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
テリオスベルは父
キズナ、
母アーリースプリング、母の
父クロフネの血統。叔母に短距離GI・2勝の
カレンチャンがいる。
本馬は19年7月に福島競馬場でデビュー。翌年3月に待望の初勝利を挙げると、以降も距離を延ばしながらコンスタントに勝ち星を重ねる。22年4月の
下総Sを制してOP入りを果たすと、続くスレイプニルSも快勝。その後はダート中長距離重賞で存在感を放ち、22年
クイーン賞、23年
ブリーダーズゴールドCと、2つのタイトルを手にした。
23年、24年の
ダイオライト記念で2年連続2着になるなど、牡馬のトップクラス相手にも互角の走りを披露。レース序盤から豪快にマクって先手を奪う個性的なレース
スタイルで、多くのファンをひきつけた。通算成績は41戦7勝(うち重賞2勝)。
(
JRAのホームページより)