元プロ野球選手の「大魔神」佐々木主浩オーナーが所有する
ヴィンセドリス(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)が、土曜中京7Rの4歳上1勝クラス(芝2000m)で2勝目を目指す。
ヴィンセドリスは父
ロードカナロア、
母ヴィブロス、母の
父ディープインパクトの血統。母は16年
秋華賞と17年
ドバイターフの覇者。伯父の
シュヴァルグランは17年の
ジャパンC、伯母の
ヴィルシーナは13年と14年の
ヴィクトリアマイルを制している。いずれも佐々木オーナーと友道厩舎の黄金タッグだった。
ここまで6戦1勝。この母系出身の牡馬らしく成長曲線は緩やか。明けて4歳となった前々走の1勝クラス(小倉芝2000m)で初勝利を挙げた。続く前走の
国東特別は1番人気で4着に敗れたが、揉まれる形が堪えたよう。既に現級を勝っているのだから、もちろん力負けではない。
迎える今回、鞍上には
川田将雅騎手を確保した。相手関係にも恵まれた印象。まだまだ上を目指せる馬だけに、しっかりと勝っておきたい一戦となる。