23年のスパー
キングレディーCを制した
レディバグ(牝6、栗東・
北出成人厩舎)が15日、
JRAの競走馬登録を抹消した。今後は繁殖馬になる予定だが、繋養先は未定。同日、
JRAがホームページで発表した。
レディバグは父
ホッコータルマエ、
母フェバリットガール、母の
父ダンスインザダークの血統。父の初年度産駒にあたる。また、伯父には03年の
共同通信杯覇者
ラントゥザフリーズがいる。
本馬は20年11月に阪神競馬場でデビューを迎え、単勝51.8倍の伏兵評価を覆す5馬身差勝ち。続く
兵庫ジュニアグランプリでも2着に入り、3歳春にはオープン特別でたびたび好走。同年6月に2勝クラス、9月に3勝クラスを勝ち上がり、OP入りを決めた。
昇級後は苦戦が続いたが、22年5月の
栗東Sでひさびさの白星。以降も1400m〜1800mのオープンやリステッド、重賞に挑戦を続け、昨年7月のスパー
キングレディーCで待望の初タイトルをつかんだ。同年秋には
南部杯で3着になるなど、牡馬のトップクラス相手にも健闘。ラストランとなった今年の
コーラルSでは、最後方から上がり最速の末脚を繰り出し、ハナ差の接戦を制して有終の美を飾った。通算成績は26戦6勝(うち重賞1勝)。
(
JRAのホームページより)