「
若葉S」(16日、阪神)
1番人気に支持された
ミスタージーティーが、ゴール前で抜け出してV。
ホープフルS5着、
共同通信杯7着と不完全燃焼な競馬が続いていたが、今回は好位の内めからスムーズな立ち回り。逃げた6番人気の
ホウオウプロサンゲを差し切り、オープン初勝利を収めた。勝ちタイムは1分59秒7(良)。なお、1着
ミスタージーティー、2着
ホウオウプロサンゲの矢作勢2頭が
皐月賞(4月14日・中山)の優先出走権を手にした。
この勝利でこの日4勝目と手綱がさえ渡った藤岡佑は「一番はきょうは前が止まらない馬場だったので、いかに馬のリズムを保ったまま位置を取れるかでした。スタートを出てくれたのが勝因です。大きな着差ではありませんでしたが、抜け出してからも余裕がありました。馬体の成長の余地を残すなかでこのパフォーマンス。クラシックを目指すには、きょうは勝つのが絶対条件だったのでホッとしています」と笑顔で振り返った。
提供:デイリースポーツ