阪神11Rの第72回
阪神大賞典(4歳以上GII・芝3000m)は2番人気
テーオーロイヤル(
菱田裕二騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分6秒8(稍重)。5馬身差の2着に6番人気
ワープスピード、さらにクビ差の3着に1番人気
ブローザホーンが入った。
テーオーロイヤルは栗東・
岡田稲男厩舎の6歳牡馬で、父
リオンディーズ、
母メイショウオウヒ(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は17戦7勝。
レース後のコメント
1着
テーオーロイヤル(
菱田裕二騎手)
「予報よりも早く雨が降ってきて、重い馬場の経験があまりなかったのでどうかと思いましたが、払拭してくれたというか、全く心配いらないような走りを見せてくれました。ポジション取りはゲートを出てから考えようと思っていましたが、結果的には良いポジションにはまって、道中の手応えは終始良かったですし、追い出してからの反応もすごく良かったです。
直線では後ろをどのくらい離していたのか分かりませんでしたが、この馬場、この距離でも、ゴールまで全くスピードが衰えることなく走ってくれていたので、すごいなと思いました。レース間隔が短い中、前走に続いて強い勝ち方をしてくれて感謝していますし、次は大事なレースがあるので、そこでもしっかり結果を出せるように頑張りたいと思います」」
2着
ワープスピード(
川田将雅騎手)
「とても具合の良さを感じられる返し馬でした。前半はリズムを大事に、途中から勝負にいきました。勝ち馬はこのカテゴリーのトップホースですし、それを考えたらよく頑張ってくれたと思います」
3着
ブローザホーン(
菅原明良騎手)
「終始気合い良く、掛かり気味でした。それでも3000mもってくれましたし、もう少し次は折り合い良く運べたらいいと思います」
5着
ゴールデンスナップ(
浜中俊騎手)
「格上相手にチャレンジの気持ちで使ってもらいました。大きな差もなく、頑張って走ってくれていました。これからの長距離に対する適性も高いものがありますので、これからの成長次第で重賞レベルでも頑張ってくれると思います」
6着
サヴォーナ(
池添謙一騎手)
「位置取りは悪くありませんでしたが、2周目の3コーナーでエンジンのかかりが遅く、上位と差がつきました。重に近い稍重の馬場もしんどかったかもしれません」
7着
ディープボンド(
岩田望来騎手)
「自分の競馬をして、最後までしっかりと走り切ってくれました」
11着
シルヴァーソニック(
武豊騎手)
「2周目3コーナーで息切れしました。久々でしたからね……。次は良いと思います」
14着
アンタンスルフレ(
岡部誠騎手)
「力の差を感じるレースでした。前半は噛んでいましたし……。今後の糧になってくれればと思います」
ラジオNIKKEI